本日もブログにお越しくださり、ありがとうございます。
いよいよ、私の地獄の婚活記の中で一番大きな出来事となった【惑いの婚約編】に突入します。
今までの僅かながらの婚活で得た自身の知見をたよりに、この後ついに、はじめての婚約をします。
しかし、"惑い"というタイトル通り、地獄の最後にして最大の苦しみを味わうことになります。
こちらは、今までの体験記よりも、気持ちの浮き沈みの多い内容となります。
しかし、SEさんの時と同様、この方とのお付き合い・婚約によって自分の考え方の誤りを改め、より深く自分を見つめ成長していこうと心の底から思えました。
何より、この婚約と失敗がなければ、今の夫に出会うことが出来なかったのです。
そういう意味において、私の人生におけるとても大切な出来事となりました。
お相手のことは今回もフィクションを交えますが、私のありのままの気持ちはそのまま記させていただきます。
結婚を一つの大きなゴールと捉えた女の、憐れな行動と胸の内の記録を共有させていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
前回の婚活記録から約半年間、私はもがきながらも婚活を続けていました。
自分の思考の悪いクセは掴めた。
また、私が求める結婚相手への条件も分かった。
時々しんどくなるときもあるけれど「立ち止まっていては、何も実らない!」と、日々なんとか歩みを止めずに進んでおりました。
そんなある日、当時の職場の直属の上司が、真剣に結婚相手を探している人がいることを私に話してくれました。
その方は上司の後輩にあたる方で、今までの付き合いからとても誠実な人柄で真面目な男性であると教えてくれました。
ただ、私と年齢が離れていることから、私へのお見合い斡旋のつもりでお話しているようではありませんでした。
いわゆる、世間話のたぐいです。
ですが、私はこの上司のことをとても尊敬・信頼しており、その上司が「誠実で真面目」と言われる男性は良い方だと確信しました。
その確信のままに、
「その方とのお見合い…私ではダメでしょうか?」
と、勇気を出して上司にお伺いを立てました。
『年齢が、干支ひと回り以上離れているよ?』
驚いた上司が咄嗟に確認をしてくださいました。
「構いません。どれだけ年上でも、話や価値観が合う人と結婚したいと考えております。」
『そうか…ちょっと考えさせてくれ。』
上司は私のことを真剣に考えてくれ、その後輩の方と共通の友人等にこの件を何度も相談してくれたようです。
お伺いから数日後、
『もしまだ気持ちが変わってなければ、一度3人で飯でも行くか?』
と、自然な形でその方とのお見合いを段取ってくれました。
毎日とてもお忙しい方でしたが、このように時間を作ってくださったことに感謝でいっぱいでした。
※余談ですが、退職をした今もこの元上司とは家族ぐるみで交流があり、私たち夫婦のことをとても可愛がってくださいます。
泰然自若で器の大きい人間になりたいと思わせてくれる、素晴らしい方です。
その年の冬、上司にご紹介いただいた方と3人で、ディナーに行きました。
どきどきしながら会場であるレストランの個室に入っていくと、
『はじめまして』
先に部屋に入り椅子に座っていらっしゃったお相手から、挨拶をしてくださいました。

年齢相応の落ち着いた雰囲気のこの方は、「内気さん」です。
次回から、内気さんとの
お見合い~お付き合い~婚約~婚約破棄 編
がスタートします。
この流れの中で、私は体調を崩したり精神的に参ってしまうことが何度もございます。
ブログが進まなかったのも、この時期のことを思い出すと未だに胃がキリキリするからです。
どうか「未熟で憐れな女性の婚活記録」としてお読みいただけますと、とてもありがたいです。
また、婚活中で同じようなことで悩んでいる方に届いて、少しでも心が救われ希望が持てる内容の投稿ができるように、気を引き締めて更新してまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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