本日もブログにお越し下さり、ありがとうございます。
今日は、雑記ブログの新たな試みとして、不定期連載ものを投稿させていただきます。
名付けて…ぽんこつ仲人の奮闘記です!
こちらの投稿でもお伝えしましたが、自身の結婚が決まってからは、婚活に悩んでいる友人にお願いされた場合には、個人的なつながりを通じてお見合いを組むことがありました。
本日時点ではまだ1組も縁を結ぶことができておりませんが、この後に記述しますが、もしかしたらもうすぐ成就するかもしれません✨
しかしながら…自分の時にも感じていましたが、この取り組みを開始してからは、いいお相手とマッチングすることがどれ程たいへんなことかをいや増して痛感する日々です。
ですが、私なりに仲人をする中で、より深い視座から「婚活」の奥深さを学んでおります。
今では、婚活はマインドや人生への向き合い方を大きく変えるビッグイベントだと確信しています!
この奮闘記では、私の仲人挑戦をお伝えできる範囲でお届けしていきたいと考えております。
どうぞよろしくお願いします。
今から約2年前に、現在の夫とお見合いさせていただきました。
それ以前の婚活もお見合いがメインでしたが、正直なところ「この人が私の運命の相手だ!」と思える男性に出会ったことはありませんでした。
しかし、お見合いの場ではじめて夫に出会った時に「この人と、結婚したい!」と思えたのです。
もちろん、夫の振る舞いやお互いの相性もあったと思いますが、私の中での大きなポイントとして
仲人をしてくれた共通の知り合いの方の、お見合いの場での会話や動きが素晴らしかった
ことが、大きな要因として挙げられます。
私と夫が楽しく会話をしながら、共通の趣味や食事の好みなどを凄くナチュラルに引き出してくださり、おかげで忘れられない素晴らしい時間を過ごすことができました。
この素敵な時間があったから、その後は信じられないくらいスムーズに交際~結婚まで進むことができたのだと確信しています。

夫とつなげてくださったこの方のように、大切な友人たちに素敵な縁を結べる人間になりたい!
そう思い、約1年前から、営利目的ではない個人的な縁のみが勝負の仲人をはじめました。
2025年6月現在、私は2名の友人の仲人として、主人の友人や私の知り合いなどのツテを使って、縁談を組んでおります。
特に、その中の1人・Aちゃんとは、半年以上前から2人3脚で婚活を頑張っております。
本人に許可を取っていないので詳細な情報は書きませんが、
- 愛嬌あるとても綺麗なお顔立ちで、モデルのような高身長
- ある業界の大手企業の支店に勤務
- 飾らない性格で、男女問わずお友達がたくさんいる
という、私が男性だったらまっさきに結婚したいくらいの素敵な女性なのです✨
しかし唯一気になるところが、今までの私に少し似ていて、
自己肯定感が低く、相手に合わせすぎたり、つい遜ってしまう
という性格でした。
このようなタイプの女性は、婚活で無理をして自分のメンタルを痛めつけてしまう傾向性があるので、Aちゃんには自身の婚活体験を通して、
「必ず、この人!と思える人に出会えるからね!」
「苦しいって思うこともあるだろうけど、そういう時はすぐ連絡してきてね😌」
「ただ、選り好みしすぎると良い縁も逃しちゃうから、基本的は断らずに一度は会っていこうね!」
とだけお伝えしました。
Aちゃんはそれに同意をし私にすべて任せてくださり、先日までに4名の方を紹介することができました。
1回目の方については、実はあのマダムさまから私にお相手のあっせんお願いがあり、Aちゃんをご紹介させていただきました。
たいへん素晴らしい業種にお勤めの方でしたが…お見合い時にお相手が求める"結婚条件"がAちゃんとまったく合わなかったことと、このお見合いには私は全然かんでおらず詳細が不明なため、割愛をさせていただきます。
2回目に紹介した方は、私の男友達の知り合いの方です。
共通の友人が何人かいるようでしたが、私は元々存じ上げていない方でした。
今回のお見合いは、女性側はAちゃんと私・男性側はお見合い相手と男友達の4人で、ご飯に行きました。
男友達からは事前に「とても優しくていい人を紹介するよ」と聞いていましたが、実際に会ってみたら確かに優しい雰囲気で、Aちゃんへの興味もあってたくさん質問をしてくれました。
私自身がお見合いしていく中で最もつらい時間がお相手独壇場トークタイム(こちらへの質問皆無)でしたので、それがないだけで私としては好印象でした。
その日は楽しくご飯を食べ、当事者たちはその場で連絡先を交換し、あとは2人で進めていくようにお伝えしました。
1週間が経ったころ、Aちゃんから相談の電話がありました。
『凄く気に入ってもらっているみたいなんだけど…電話やメッセージの、下ネタがすごいの😥』
教えてもらえる範囲で確認すると、ブログには書けないような内容のオンパレード。
素敵なAちゃんを紹介してもらい舞い上がってしまったようで、不必要な情報(女性遍歴や夜の事情)を、自慢話のように語っている様子でした。
出会ってまだ1週間、何より付き合ってもいない相手にこんなことをすぐ言い出せる方とは、結婚したいと思えないですよね💧
申し訳ないことをしてしまったAちゃんに平謝りをして、私の男友達に丁重に縁談のお断りの連絡を入れました。
2人目をお断りした後、私はとても悩んでいました。
"早くAちゃんにピッタリの人を紹介したい!
だけど、今までのような失敗はしたくない!"と。
いろいろ考える中、私は実家の家族ぐるみで仲良くしている女性に連絡を入れました。
その方は私の婚活中にもよくご連絡をくださり、結婚相手を探そうとさまざま動いてくださった、とても優しいお姉さまです。
Aちゃんのことと事情をお伝えすると、「実は今、結婚したい!と言っている方が我が家の近くにいるよ」と、その方のお母さま経由で紹介をいただくことができました。
しかも、Aちゃんの情報(写真やスペック)をお母さまにお伝えすると
『こんな素敵な人を紹介してもらえるんですか?息子も、本当に喜んでいます!」
と、とても好感触な様子でした。
その後お相手の仕事や容姿を確認し、Aちゃんにお伝えしたところ「是非!」と言ってくれたので、私が間に入って2人をおつなぎしました。
それから、しばらくメッセージのやりとりをし、数週間後に2人でランチに行かれました。
※今回は、当事者同士のみのお見合いの席となりました。
Aちゃんが3人目の方とお見合いをしている間、私は祈るような気持ちで過ごしておりました。
お見合いが始まってから2時間ほど経ったあと、Aちゃんから連絡が入りました。
『今日は、ありがとうございました!
なんか…お見合いって言うより、仕事モードに入っちゃったんだよね😥』と。
一体なんのことか分からず、私はすぐAちゃんに電話をしました。
すると…
- Aちゃんから話しかけない限り、自分からいっさい話をしてこない
- Aちゃんが質問したことに答えると沈黙になるので、すぐAちゃんが質問して場をつなぐ
- お会計での嫌味 ※はじめから割り勘をしたのに、余計なことを言ってくる
- 今後はどうするかを軽く伺うと「僕はこれでノルマ達成したので、もう結構です」と言う
という、とても結婚相手を探している相手とは思えない人物だったのです😠
そしてノルマ達成という言葉から、恐らく本人は結婚する気がまったくなく、お母さまの気持ちに応えるためだけに食事に来たようでした。
しかし自己肯定感の低いAちゃんは、私の婚活時と同様「私なんかと会ってくれるだけ、ありがたいのかな?」と思ってしまい、落ち込んでおりました。
またしても、真剣な婚活をしているAちゃんに申し訳ない相手を紹介してしまったのです。
私はAちゃんに何度も謝罪をしつつ、今までのことを振り返り、
「私も、こういう悔しい経験を、婚活でたくさんしてきたんだ。
でも、この経験があったから、今の夫に会った時に"この人しかいない!"って思えたの。
だから、本当に申し訳ないことをしたけれど、この経験は絶対にムダにならないからね!」
婚活を経て感じていた素直な所感を、Aちゃんにお伝えしました。
Aちゃんはこの経験はムダにならないという言葉に勇気を貰ったと言い、前を向いて自分にできることを開始しました。
※ご紹介くださったお姉さまにお断りの連絡を入れた際、その方のお母さまのことしか知らなかったので、この件についてとても驚いていました。
発言から結婚する気がないことが分かったので「今後は誰かを紹介することはできないな😔」と、おっしゃられていました。
Aちゃんに最高の相手を!と奮闘する中、私と夫の仲人をしてくださった大好きな先輩から、
「スペック高めでコミュ力のある方がいて、良い人を探しているんだよね~!」
との、願ってもない最高の連絡をいただきました。
私が仲人をはじめたと言っていたことを、覚えていて下さったのです。
そしてその方の写真や経歴を伺うと、今までのお見合い相手のことを思い浮かべた上で"この人なら、Aちゃんに必ず合う!"と確信しました。
笑顔がとても素敵な、好青年です。
すぐ、Aちゃんに連絡を入れました。
すると、「そんな素敵な人と、私は釣り合わないのではないか?」と不安な声を漏らしました。
私は咄嗟に、
「私の印象だけだけど、今までAちゃんに紹介してきた中で1番素敵な方だから、素敵なAちゃんにピッタリだと思うよ!
とにかく、婚活を始めたころに伝えた良い縁を逃しちゃうから、断らずに会っていこうの精神だよ!
もしこの人と相性が良ければ、今までの悩みや苦労がきっと報われるから!」
と必死に励ましました。
その後Aちゃんに先輩をつなげ、数週間にはAちゃん・お相手・先輩の3人でお見合いランチに行かれました。
これが…本当に本当に、素晴らしい出会いとなりました💓
ただのおせっかいだけで年間数組の縁談を結ぶ先輩のお見合い場のテクニックで、爆笑必死の楽しいランチとなったそうです!
また、お相手がAちゃんのことを凄く気に入って「またすぐ会いたい!」と言い、次のデートの予定もその場で立てたそうです。
何より、お見合い終了後の電話にて、
『経験はムダにならないって言葉の本当の意味が、ようやく分かったよ!
婚活で傷つく度に"自分なんてこんなもん"と卑下しまくってたけど、その苦しみがあったから、良い人に出会った時に"この人だ!"って思えるんだね。
今までの自分にも感謝できたよ!』
と言われていたことが、私自身も本当に嬉しかったです。
私も、今までの苦しい婚活を乗り越えて、今の自分がおります。
だから、Aちゃんがこの婚活を通して悩んだことが、今後の人生の糧となることを確信してやみません。
いかんせん、まだこの件は始まったばかりですので…最も良い報告となるように願っていきます✨
長い投稿となってしまいましたが、ぽんこつ仲人の挑戦はいかがでしたでしょうか?
たいへん未熟な仲人ですので、今後も気を引き締めて精進してまいります。
さて、次回から自身の地獄の婚活記録を再開します。
楽しみにお待ちいただけると幸いです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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