婚活記録:地獄のお見合い⑥

婚活記録

本日もブログにお越しくださり、ありがとうございます。

今回のブログは【SEさんとのお見合い:当日の深夜に思い悩む】編です。

SEさんとお見合いをした日の夜に、その日起きたさまざまな出来事を振り返りつつ、自分自身の中でいろいろな考えが巡り続けました。

私のHSP気質もあいまって、ほとんど眠れなかったことを覚えています。

いずれにしても、今回は純粋に"私の気持ち"のみをフォーカスするブログですので、あの日私が感じたことを、ありのまま投稿させていただきます。

どうぞよろしくお願いします。


ファミレスでSEさんとわかれた後、私はそのまま、当時住んでいた一人暮らしのアパートに帰宅しました。

ドアの鍵を開けて家の中に入った瞬間、体の力が抜けて、玄関にペタっと座り込んでしまいました。

お見合い開始から帰宅するまでに、いろんな感情や考えが頭の中でうごめいたため、エネルギーを消費しすぎてしまったようでした。

実はこういったことは今までも何度か経験しており、最悪そのまま玄関で意識を失うように寝てしまうこともありました。

この日もしばらくはまったく動けず、何度か意識が飛んでしまう状況でもありました。

それでもなんとか立ち上がり、化粧を落としてシャワーを浴びて、ベットに入ることができました。

ただ、とてつもない疲労感を感じているにもかかわらず、いっこうに眠くなる気配がありません。

「じゃあ、いろいろ整理しようかな…」

私は、今日起こったすべてのことと今後について、思いを巡らせはじめました。

※疲れているならとっとと寝ればいいと思いますが、私の生まれ持った性質上、この日のように感情が大きく揺れ動いた日は眠りにつくことがうまくできないのです。

今日のお見合いを振り返って、一番に頭に浮かぶことは、

「結婚が決まってしまったかもしれない」という事実への、驚き戸惑いでした。

SEさんは、私のことを「僕の妻になれる人間として合格」とおっしゃられた。

その言葉自体は、自己肯定感の低い自分がようやく認められたようで、本当に嬉しかったのです。

さらに、このまま続いていけばSEさんは結婚をしてくれそうだし、私にはもともと断る権限がない。(と勝手に思っています。)

そうなると、じきに私は、彼と結婚するのだろう。

心の底から待ち焦がれていた、結婚が目の前に現れたのだ。

嬉しくて嬉しくて、仕方ないはずではないか。

けれど…なぜか、ものすごくモヤモヤする

そもそも結婚なんて"男性が得をして幸せになるもの"なんだから、私の感情なんて要らないのに。

なのにこれからのことを思うと、胸が苦しくなるし、気持ちがずうんと重くなる。

実家の母や祖母も、こんな気持ちで結婚したのかな?

答えの見いだせない問いにしがみついて、何度も何度も考えを巡らせていました。

それと同時に、SEさんはこんな私と結婚して幸せなのかな?という申し訳なさを感じたことも、よく覚えています。

「あんなに素晴らしい人なのに、私で大丈夫なのだろうか?とても心配だな。」

この夜は、解像度の弱い"結婚への戸惑い"に関して、何時間も悩み通しました。

そしてそれとは別に、例のファミレスでのお会計については、失礼かもしれないと思いつつもだんだんと怒りが沸いてくる自分がいました。

「いくら男性の方が偉いからって、あの受け取り方はいただけない!」と。

ただ、「これから夫になる(予定の)人に、女性から注意をするのはいかがなものか?機嫌を損ねたら大変だ」と、幼いころから沁みついた家長への過剰な譲歩の考えは捨てきれません。

そしてこちらも熟考した挙句、次回のデートの際には彼が失礼な受け取り方をしないようにと、私の方で"ある工夫"をすることにしました。

実は、この工夫こそが、私の「結婚相手は誰でもいい」という考えを覆すのです。

そんなことはつゆ知らず、相手への配慮と思って、次のデートにてその工夫を披露するのでした。

お見合いから数日は、疲労感が抜けないまま日常生活を過ごしていました。

徐々に気持ちと体が元気になってきたタイミングで、SEさんから次のデートを提案されました。

いずれ結婚をする相手に会うドキドキと、また疲れなくてはいけないのか…という恐怖感という、普通は相容れない2つの感情を抱きながら、日程や場所が決まっていきました。

次回、おしゃれな個室のカフェにて、自分自身の結婚観が大きく変わる出来事にようやく遭遇します。


当時のことを振り返りながら綴っていると、なぜこのような思考回路だったのだろう?と心底不思議に思います。

しかし、今日のこのブログに関しては、あの日の夜に私が思っていたことを偽りなく書かせていただきました。

こんなことを思う人間も、実際にこの世にいたのです。

そして私はこれから先の婚活地獄~現在の夫と出会うことで、この考え方の傾向やクセに気づき、少しずつ自分自身が幸せになっていく道を模索していくようになりました。

何より、次のデートは私に巣食う「結婚相手は誰でもいい」という考えが、崩壊するのです。

私にとって非常に大きな気づきであり、新たなフェーズに進む大きな一歩でした。

ぜひ次回のブログ投稿も楽しみにお待ちください。

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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